契約書に収入印紙はいらない?クラウドサインで電子契約する流れ【行政書士が解説】
こんにちは。松原市で行政書士をしておりますレガート行政書士事務所の秋月です。
「契約書をつくっても、印刷して、郵送して、返送を待って…と思うと面倒で」
「収入印紙って、毎回貼らないといけないの?」
フリーランスの方から、こんなお声をよく聞きます。
先日、お二人の契約書をつくったときは、無料プランのクラウドサインで、電子契約を提案しました。この記事では、電子契約のメリットと、締結までの流れをご紹介します。
電子契約のメリット4つ
- 収入印紙がいらない
- 印刷も、郵送もいらない
- メールで送って、オンラインで締結できる
- 受け取る相手は、アカウント登録がいらない
契約書に収入印紙はいらない?
紙の契約書は、内容によって収入印紙を貼る必要があります。一方、電子データで締結する契約書には、印紙税がかからないとされています。
そのため、電子契約にすると、印紙代がかかりません。お仕事の数が多い方ほど、その差が大きくなります。
クラウドサインで電子契約する流れ
流れは、次の3ステップです。
- 契約書をPDFにして、相手のメールアドレスを入れて送信する
- 相手が、届いたメールのリンクから内容を確認し、同意する
- 双方の操作が終わると締結完了。締結済みのPDFが保管される
送る側は、契約書のPDFと、相手のメールアドレスがあれば、数分で送れます。
受け取る相手の手間は少ない
電子契約でよく心配されるのが、「相手に面倒をかけないか」という点です。
クラウドサインでは、受け取る側は、通常アカウントの登録がいりません。メールのリンクを開いて、内容を確認し、同意するだけです。「印刷して、押して、返送する」より、ずっと手間が少なくなります。
無料プランで、どこまでできる?
クラウドサインの無料プランは、月2件まで契約書を送れます(2026年10月時点)。プランの内容は変わることがあるので、使う前に公式サイトで最新の内容をご確認ください。
月に数件の契約であれば、無料プランで十分に始められます。件数が増えてきたら、そのときに有料プランを考えれば大丈夫です。
電子契約を使うときの注意
電子契約は便利ですが、次の点には気をつけてください。
- 相手のメールアドレスは、一文字でも間違えないよう確認する
- 契約書は、PDFにして送る
- 契約の種類によっては、書面での手続きが必要なものもある
迷うときは、事前にご相談いただくのが安心です。
電子契約と契約書づくりは、セットで考える
電子契約は、あくまで「契約書をかわす方法」です。何を決めておくかは、お仕事によって違います。
たとえば、デザインのお仕事なら著作権や修正回数、訪問美容なら事故やキャンセルの扱いが、大切なポイントになります。電子契約にすれば送るのは楽になりますが、中身の契約書が、そのお仕事に合っていることが大切です。
「契約書を作っても、送るのが面倒で…」と感じていた方こそ、電子契約を知ってほしいです。
よくいただくご質問
- 電子契約は、紙の契約書と同じように効力がありますか?
契約は、書面がなくても、お互いが合意すれば成立します。電子契約も、同じように使われています。ただ、契約の種類によっては書面が必要なものもあるので、迷うときはご相談ください。
- 相手が、電子契約に慣れていなくても大丈夫ですか?
メールのリンクから確認して、同意するだけなので、操作は多くありません。心配なときは、送るときに一言添えておくと安心です。
- 無料プランで足りなくなったら、どうなりますか?
月の送信件数を超えたら、有料プランなどを考えます。まずは無料プランで試してみて、必要になったときに見直すのがおすすめです。
契約書づくりのご相談について
契約書は、重たくなくていいんです。仕事の大きさに合った形を選んで、電子契約で気軽にかわせると、お仕事がぐっと楽になります。
レガート行政書士事務所では、フリーランスの方向けに、お仕事に合わせた契約書の作成と、電子契約での締結のサポートをしています。手持ちの契約書のチェックもお受けしています。
「何から始めたらいいかわからない」という方は、LINE公式アカウントまたはHPの問い合わせフォームから、お気軽にご相談ください。