フリーランスの契約書、何から決める?AIやネットの雛形で大丈夫?【行政書士が解説】
こんにちは。松原市で行政書士をしておりますレガート行政書士事務所の秋月です。
最近、フリーランスの方から、こんなお声をよく聞きます。
- 何を契約書に入れたらいいのか、わからない
- AIやネットの雛形で作ってみたけれど、これで合っているのか不安
- 何ページもある堅い契約書だと、お客様がかまえてしまいそう
この記事では、フリーランスの契約書について、はじめに知っておきたいことをまとめます。
フリーランスの契約書は、お仕事ごとに守るものが違う
同じ「業務委託契約書」でも、守りたいものはお仕事によってまったく違います。
- デザイナーさん:自分の作品(著作権)と、終わらない修正から守りたい
- 訪問美容師さん:利用者さんの安全と、もしものときの責任をはっきりさせたい
- 記帳代行の方:仕事の範囲と、自分の最低ラインを守りたい
それぞれの実例を、お仕事ごとの記事にまとめています。
お仕事別の記事
・デザイナーの契約書、著作権と修正回数はどう決める?【行政書士が解説】
・訪問美容師の契約書|事故・キャンセル・個人情報の決め方【行政書士が解説】
・記帳代行を受けるなら、まず「最低ライン」を決める|契約書の押さえどころも【行政書士が解説】
・契約書に収入印紙はいらない?クラウドサインで電子契約する流れ【行政書士が解説】
ご自身のお仕事に近い記事から、読んでみてください。
契約書は、その人の仕事の形をしている
ネットの雛形や、AIが出してくれる文章をそのまま使うと、「その人のお仕事ならではのこと」が抜け落ちてしまいます。
反対に、関係のない条文ばかりが並んで、読まれない契約書になってしまうことも。
契約書は、その人の仕事の形をしています。そして、つくる過程そのものが、自分のお仕事を見つめ直す時間にもなります。
契約書は、重たくなくていい
「契約書」と聞くと、何ページもある堅い書類を思い浮かべるかもしれません。でも、お仕事の大きさに合った形を選べば大丈夫です。
- 小さなお仕事は、A4・1枚の「ご依頼確認書」で、大事なことだけ確認し合う
- 継続するお仕事は、2ページほどの業務委託契約書で、範囲や数え方を決めておく
「大事なことだけ、きちんと決める」。それだけで、お互いに気持ちよくお仕事ができます。
契約書の雛形やAIを使うときの注意
AIは、下書きや整理にはとても便利です。私も、お仕事で使っています。
ただ、「このお仕事なら、ここは外せない」「この書き方だと、かえって不利になる」という判断は、やはり人の目が必要なところです。AIで作った契約書は、そのまま使わずに、次の点を確認してみてください。
- 自分のお仕事に合っているか(範囲、お支払い、修正、キャンセルなど)
- 関係のない条文が並んでいないか
- 誰が、どこまで責任をもつのかが、はっきりしているか
迷うときは、確認してもらうのが安心です。
契約書は、電子契約で気軽にかわせる
「契約書をつくっても、送るのが面倒で…」という方には、電子契約がおすすめです。収入印紙がいらず、印刷も郵送もなく、メールで送ってオンラインで締結できます。
流れや注意点は、電子契約の記事にまとめています。
よくいただくご質問
- フリーランスでも、契約書は必要ですか?
契約は、書面がなくても成り立ちます。ただ、あとから「言った、言わない」になりやすいので、大事なことは書面に残しておくのがおすすめです。
- 契約書は、自分で作ってもいいですか?
作ってもかまいません。ただ、お仕事に合っているか、不利な内容が入っていないかは、確認しておくと安心です。
- 取引先から渡された契約書は、そのまま署名していいですか?
すぐに署名せず、内容を確認することをおすすめします。気になるところは、署名の前に相談してください。
契約書づくりのご相談について
レガート行政書士事務所では、フリーランスの方向けに、お仕事に合わせた契約書の作成と、手持ちの契約書のチェックをお受けしています。AIで作った契約書や、取引先から渡された契約書の確認もできます。電子契約での締結のサポートもしています。
「何から決めたらいいかわからない」という方は、LINE公式アカウントまたはHPの問い合わせフォームから、お気軽にご相談ください。